ワインディング 時計 工具

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ワインディングマシーンとは

ワインディングマシーンとは機械式腕時計のゼンマイを、腕に装着せずに巻き上げるための装置です。自動巻腕時計を巻き上げるタイプがほとんどであるが、ごくわずかに手巻式腕時計を巻き上げる物も存在する。 「ウォッチワインダー」「ウォッチワインディングマシーン」または「自動巻時計巻き上げ機」と呼ぶ場合もある。巻き上げは自動巻腕時計対応の場合、腕時計全体を回転またはスイングさせる事で時計内部の巻き上げローターを回転させることによって行う。 手巻式腕時計対応の場合はリューズを回転させる事によって行う。 回転方向反転、休止時間の設定などのプログラミング動作が可能なモデルが多い。これは両回転巻き上げではない自動巻腕時計への対応、時計や装置自身への負担を減らす効果を狙ったものである。 回転方式以外では、腕の装着環境に近づけ自然な巻上げをすることを狙ったスウィング方式の時のゆりかごや振り子方式のスパルタが存在する。ワインディングマシーンは腕時計を継続的に回転またはスイングさせるという機構上、必ず1台以上のモーターを内蔵している。モーターは殆どの場合直流モーターを使用しているが、ごく稀に交流モーター(正確には交流シンクロナスモーター)を使用するモデルもある。なお、セイコーのAGSまたはキネティックと呼ばれる発電機構を搭載したムーブメントは、内部の発電ローターの回転速度がある程度高くないといけないため、回転方式のワインディングマシーンでは巻き上げ(正確には充電)が不可能である。スイング方式のワインディングマシーンでは充電が可能である。AGS及びキネティック時計の充電にはセイコー社製のAGS及びキネティック専用の充電器を使うのがメーカー推奨されているが現在は販売されていない。これは本体上の決まった位置に指示通りの向きでAGS及びキネティックの時計を置くと充電されるというものである。

大事な時計を長持ちさせるために〜ワインディングマシン〜

アンティークの古い時計や高級時計(ROLEX、ロレックスやOMEGA、オメガなど)は自動巻きの時計が多いです。自動巻きは電池式クォーツのように時間が正確であることはありませんし、オーバーホールなどが必要です。しかし、だからこそ時計に愛着や個性を感じて、大切に扱うのではないでしょうか?

自動巻きは毎日使っていれば問題がないのですが、使わない場合(充電が切れてしまう場合)が長いとあまり良くないと言われています。内部の構造や油などに問題があるのですが、それは自動巻きの構造上仕方のないことです。

自動巻きの時計は、使わないときにはワインディングマシンにいれておきましょう。そうすることで時計も長持ちします。自分が大好きな時計を手に入れたとき、ワインディングマシンも一緒に手に入れておきましょう。


時計の工具いろいろ

時計の工具にはいろいろあります。必要なときに必要な工具がなければ何もできません。こだわる人は自分でメンテナンスする人もいます。もしご興味があればどうぞ!

1)バネ棒外し・・・時計のベルトをはずすときに使用します。
2)ミニハンマー・・・時計の裏ブタを閉めるときに使用します。
3)ステンレス製ピンセット・・・細かい部品を扱うときに使用します。
4)プラスチック製ピンセット・・・細かい部品を扱うときに使用します。
5)ナイロンブラシ・・・ホコリを取るときに使用します。
6)ナイフ式裏蓋開け・・・時計の裏ブタを開けるときに使用します。
7)ベルトピン抜き棒(3種)・・・ベルトのサイズ調整の際に使用します。


SUUNTO(スント)

時計の備品

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